
7月28日(月)〜8月3日(日)の1週間、BLUE OCEAN DOMEでは「発見!体験!集え未来のフィッシャーマン!」をテーマに、漁業に関する多彩なワークショップを開催しました。子どもたちを中心に多くの来場者に参加いただき、会場は連日大きな賑わいを見せました。
定置網で漁師体験!海の未来を考えよう!
イベント初日は、漁師の仕事「定置網漁」をテーマにした体験を実施しました。株式会社フィッシャーマン・ジャパンの津田祐樹氏と東京海洋大学の大屋進之介氏が、クイズや映像を通して「定置網漁とは何か」を紹介。イベント後半には、石川県能登町で活動する現役漁師の中田洋助氏も加わり、子どもたちに定置網漁の体験を行いました。



一本釣り漁師体験!カツオから学ぶ日本の食文化
2日目は、「カツオの一本釣り」に焦点を当て、漁業の種類やカツオの生態を紹介しました。子どもたちに本物の釣竿を使ってカツオの模型を釣り上げ、一本釣りの迫力を体感してもらうプログラムを実施。「カツオ釣り対決ゲーム」では、赤チーム20本、青チーム18本という大接戦となり、参加者からは「楽しかった」「釣るのが大変だった」などの声が上がり、学びと体験を通して漁業文化を伝えるプログラムとなりました。



へいらっしゃい!魚の魅力を伝える魚屋体験!
3日目は、東京海洋大学の安永和矩氏が登壇し、魚を売るために必要な知識や仕組みを解説しました。仕入れから販売までを実践的に体験できるワークショップでは、子どもたちに「魚を伝える」プロセスを体感してもらい、魚食文化や流通の大切さを共有する時間となりました。



なんで魚を凍らせるの?楽しく学ぶ凍結技術 by ガリレイ
4日目は、フクシマガリレイ株式会社の藤澤由女花氏を迎え、魚を美味しく食卓へ届けるために欠かせない「凍結技術」を学ぶワークショップを開催しました。ブラストチラーとショックフリーザーを用いた実験やクイズを通して、冷凍技術が鮮度保持や食の安全にどのように役立っているかを体験的に伝えました。



魚を食べ続けられる未来へ、エサで始める養殖体験!by Skretting
5日目は、世界的な水産飼料メーカー・Skretting株式会社の徳井貞仁氏と東京海洋大学の安永和矩氏が、地球が抱える食料問題や養殖に欠かせない「エサ」について解説しました。サステナブルなエサ作りの見学や、水槽のマダイへのエサやりを子どもたちに体験してもらうことで、魚の成長に必要な栄養や持続可能な養殖の仕組みを伝え、子どもたちとともに未来の食文化と環境保全を考えるワークショップとなりました。



未来の市場に触れる〜魚のデジタル仕入れ体験!byみらいマルシェ
6日目は、みらいマルシェ株式会社の井口大輔氏と石亀直樹氏が登壇し、「デジタル仕入れ体験」を開催しました。イベントの前半には、スーパーのバイヤーになりきった子どもたちが、オリジナルの魚コーナーを作るために魚や貝を仕入れるワークショップを実施。また、参加者に未来の水産流通を体験してもらうため、市場の魚をみらいマルシェのアプリを使って仕入れる体験を行いました。




おさかな探し!IT漁師探検隊 by ライトハウス
最終日は、デジタルデバイスを駆使して魚の群れを探す「IT漁師探検隊」を実施しました。株式会社ライトハウスの草西栄氏は、漁師がどのように魚群を見つけているのかをクイズ形式で解説し、ITと漁業がつながる可能性を伝えるプログラムとなりました。


▼イベントの模様はYouTube〈BLUE OCEAN DOME 公式チャンネル〉で公開中です。ぜひご覧ください。
【#083】定置網で漁師体験!海の未来を考えよう!(ZERI JAPAN/株式会社
フィッシャーマン・ジャパン・マーケティング)
【#085】一本釣り漁師体験!カツオから学ぶ日本の食文化(ZERI JAPAN/株式会社フィッシャーマン・ジャパン・マーケティング)
【#087】へいらっしゃい!魚の魅力を伝える魚屋体験!(ZERI JAPAN/株式会社フィッシャーマン・ジャパン・マーケティング)
【#088】なんで魚を凍らせるの?楽しく学ぶ凍結技術 by ガリレイ(ZERI JAPAN/株式会社フィッシャーマン・ジャパン・マーケティング)
【#089】魚を食べ続けられる未来へ、エサで始める養殖体験!by Skretting(ZERI JAPAN/株式会社フィッシャーマン・ジャパン・マーケティング)
【#090】未来の市場に触れる〜魚のデジタル仕入れ体験!byみらいマルシェ(ZERI JAPAN/株式会社フィッシャーマン・ジャパン・マーケティング)
【#091】おさかな探し!IT漁師探検隊 by ライトハウス(ZERI JAPAN/株式会社フィッシャーマン・ジャパン・マーケティング)