「BLUE OCEAN DOME」 現地視察レポート

2025年1月24日(金)、2025大阪・関西万博の開幕に向け建設が進む「BLUE OCEAN DOME」の現地視察を実施しました。

サステナブルな建築素材である日本の竹を使用した骨組みが美しく、日中は自然光が柔らかく差し込むDome A。「循環」をテーマに掲げるこのドームには、今後水の循環をイメージした“超はっ水・巨大立体アートピース”が設置され、より一層魅力的な空間へと進化していきます。

Dome Aからトンネルのような通路を抜けると現れる「海洋」をテーマとしたDome B。ドーム中央に設置された巨大な球体状の高精細LEDスクリーンには、全編フルCGで制作される映像作品が映し出される予定です。この映像では、“海の汚染と生命の輝きがせめぎあう地球”を表現し、これまでにない没入感を提供する漆黒のシアター空間がまもなく完成します。

「叡智」をテーマとするDome Cの建築には、強度を維持しながら軽量化を実現した紙管を構造材として採用。精緻な建築技術が際立つこのドーム内には、今後イベントステージと客席が設置され、「BLUE OCEAN STUDIO」として、パートナー各社様による講演や子供むけワークショップ等の催事が開催されます。”海洋資源の持続的活用と海洋生態系の保護”について、世界へ向けた発信拠点となります。

海洋保全のメッセージを発信するパビリオンとして、持続可能な未来に向けた革新的な建築技術で着実に建設が進んでいます。2025大阪・関西万博に向けて、引き続き「BLUE OCEAN DOME」にご期待ください。

※写真はすべて2025年1月24日時点のものとなります。