〈9/8〜9/10 Event Report〉THE BLUEKEEPERS 2025

9月8日(月)〜11日(木)は、「THE BLUEKEEPERS 2025」と題し、ビジネスとライフスタイルの両方の視点から海の未来を考えるイベントを開催しました。4日間に渡るイベントでは、グローバルビジネスメディアのForbes JAPANと、男性向けライフスタイルメディアOCEANSが海洋問題に取り組む企業を厳選し、選出された企業が活動内容の紹介を行いました。

Forbes JAPAN×BLUE×TECHNOLOGY

初日は、「ここに来ればBLUEの最先端がわかる」をキーワードに、Forbes JAPANが海洋問題に取り組む企業を選定し、その代表者がプレゼンテーションを行いました。オーピーバイオファクトリー株式会社は「海洋生物資源探査と海洋環境改善に向けた取り組み」、株式会社NTTアクアは「海洋保全と陸上養殖の未来」、ウミトロン株式会社は「持続可能な水産養殖を地球に実装する」をテーマに活動内容を紹介。プレゼンテーションの後には、各社代表者によるトークセッションを開催し、科学の力を活用した持続可能な海洋資源について議論を交わしました。

OCEANS×BLUE×LIFESTYLE

9日(火)の前半は、海とライフスタイルに焦点を当て、海の未来と向き合いながら生活を変える取り組みを行う企業3社をOCEANSが厳選。独自のペットケミカルリサイクル技術を用いて資源の循環を行う「株式会社JEPLAN」、サステナブルな海洋熟成ワインを展開する「株式会社IIIThree」、再生素材や環境負荷の低い天然素材のみで作るヨーロッパ発のサステナブルファッションブランドECOALFを展開する「株式会社三陽商会」の代表者に登壇いただき、プレゼンテーションやトークセッションを行いました。イベントの後半では、「ブランド・商社・メーカーが描く持続可能なファッションの未来」をテーマに、瀧定名古屋×Bioworks×マッシュスタイルラボ×OCEANSの特別セッションを開催。ファッション業界がもたらす環境問題について語り合いました。

THE BLUEKEEPERS AWARD 2025

10日(水)は、「THE BLUEKEEPERS AWARD2025」を開催し、海洋問題を身近なビジネスやライフスタイルに落とし込むための取り組みを行っている企業を表彰しました。受賞したのは5企業で、Forbes JAPAN賞は「レンゴー株式会社」、OCEANS賞は「株式会社北三陸ファクトリー」、INNOVATION賞は「株式会社スペースシフト」、LOCAL ENGAGEMENT賞は「株式会社ノベルジェン」、NEW LEADER賞は「株式会社シンク・ネイチャー」が表彰を受けました。

表彰式の後は、Forbes JAPAN賞、INNOVATION賞、NEW LEADER賞を受賞した各社によるトークセッションと、OCEANS賞、LOCALENGAGEMENT賞を受賞した各社によるトークセッションをそれぞれ行い、各社の取り組みへの理解が深められました。イベントの終盤には、海洋問題に取り組む台湾のアクセサリーブランド「RHINOSHIELD」のCEO エリック・ワン氏による講演とトークセッションを開催。海洋保護を『コスト』から『価値』に変えるための戦略などが語られました。


▼イベントの模様はYouTube〈BLUE OCEAN DOME 公式チャンネル〉で公開中です。ぜひご覧ください。

【#115】Forbes JAPAN×BLUE×TECHNOLOGY(ZERI JAPAN/Forbes JAPAN/OCEANS)

【#116】OCEANS×BLUE×LIFESTYLE(ZERI JAPAN/Forbes JAPAN/OCEANS)

【#117】THE BLUEKEEPERS AWARD 2025(ZERI JAPAN/Forbes JAPAN/OCEANS)