学んで学んで、学びまくれ

「まあそんなに重要なことじゃないんだけど…」と思いつつも、どうも気になってしまって調べずにはいられない。そんな時があります。最近よく聞く”Drill, baby, drill!”というフレーズは、日本語では「掘って掘って掘りまくれ」とされていますが、「なぜベイビー(baby)なのか?」ということが気になりました。調べてみたら、”baby”とは、恋人や夫婦の間などで相手に親しみを込めて呼ぶ時だけでなく、演説などで聴衆に向けて「〜しよう」と呼びかける時にも使うのだと分かりました。

1965年8月、カリフォルニア州ワッツ市(当時)で白人警察官による黒人への差別的行動を引き金に「ワッツ暴動」が起こりました。その時ラジオ局のあるDJが”Burn, baby, burn!”(燃やして燃やして、燃やしまくれ)とリスナーに呼びかけて暴動の悪化に繋がり、放火や集団略奪も発生しました。州兵が投入されてやっと鎮圧されましたが、死者34人・負傷者千人以上を出した、痛ましい事件でした。

その2年後、マーティン・ルーサー・キング牧師がフィラデルフィア州の中学校で演説を行い、子供たちを鼓舞してこう語りかけました。

“Our slogan must not be “Burn, baby, burn.” 
It must be, “Build, baby, build.” “Organize, baby, organize.” 
Yes, our slogan must be “Learn, baby, learn,” so that we can earn, baby, earn.”
ざっくり和訳すると、こうなります。
「私たちのスローガンは 、”燃やして燃やして、燃やしまくれ” であってはいけません。
”築いて築いて、築きまくれ” “組織化して組織化して、組織化しまくれ” でなければなりません。
そう、私たちのスローガンは、”学んで学んで、学びまくれ” でなければなりません。”稼いで稼いで、稼ぎまくる”ことができるように」

BurnとBuild。BurnからLearn、そしてearn。メッセージの意味も大事ですが、音のつながりもあって面白いですね。 ちょっと調べてみたら、思わぬ学びにつながりました。

さて、カーボンニュートラル経営のキーポイントをテーマにしたセミナーが開催されるのでご案内します。

名称: カーボンニュートラル経営のキーポイント 
    気候関連情報開示に必要な知識と事例から学ぶ、GX人材の必要性

日時: 2025年2月13日(木)15:00〜16:00 
会場: オンライン 
共催: (株)enechain、(株)エスプールブルードットグリーン
参加費: 無料 

主な内容:下記HPより抜粋 

本セミナーでは、日本最大のエネルギー取引所を運営し、卸電力や環境価値の取引機会を提供している株式会社enechain様とともに、気候関連情報開示に必要な知識から、社員一人ひとりのマインドを高める社内教育の最新事例まで、脱炭素対応に向けて経営層や担当部署が押さえておくべき「キーポイント」を分かりやすく整理します。

「カーボンニュートラル経営のキーポイント 気候関連情報開示に必要な知識と事例から学ぶ、
GX人材の必要性」
高波 翼
株式会社enechain 脱炭素事業本部 エンタープライズデスク マネージャー

榎本 貴仁
(株)エスプールブルードットグリーン 執行役員 営業本部長兼環境経営推進本部長兼人事総務部部長

詳しくはこちらをご覧ください。