産業革命前から1.6度の上昇を記録

2024年の世界平均気温が、産業革命前の水準から1.6度上昇したとの発表がありました。

24年世界気温、産業革命前から1.6度上昇 初めて単年で目標超過(毎日新聞|2025年1月10日)

単年として初めて1.5度を超えた上昇となりました。化石燃料の使用によって地球温暖化が加速していることに加えて、エルニーニョ現象の影響が大きかったようです。この記事によると、日本の平均気温も1898年の統計開始以降で最も高かったそうです。

そんな中、1月20日に就任したトランプ新大統領が「パリ協定」から離脱する大統領令に署名しました。これからのアメリカの動きは、脱炭素に向けた国際的な取り組みに大きな影響を与えそうなので、目が離せませんね。 

さて、NPO法人日本環境倶楽部の主催で「サステナビリティ関連報告の最新動向」についてセミナーが開催されますのでご案内します。

名称: 環境セミナー「サステナビリティ関連報告の最新動向」
日時: 2025年1月28日(火)15:00~16:30 
会場: オンライン 
主催: 特定非営利活動法人 日本環境倶楽部(JEC)
参加費: 無料 

主な内容:下記HPより抜粋 

今のサステナビリティ情報報告の歴史を鑑みると、大きく3つの方向から検討がされてきました。ひとつは、環境や社会に関わる様々な事項の深刻さが多方面で顕著となってきたこと、次にこれらの課題が経済活動に影響し経済活動のリスクや機会としてとらえる必然性が拡大してきたこと、そして、主として企業が創出する企業価値の源泉が「見えざるもの」へと大きくシフトしてきたことです。様々な組織が、それぞれの問題意識で、解決にむけた活動を行い、提言を続けていく中で、具体的な活動へとつながっていきました。一つ一つが意義深いものでした。

しかし、一方で、「アルファベットスープ」と称される現象となり、弊害が指摘されるようになっていきました。様々な主体が協働して持続可能な存在として、地球規模で深刻化するサステナビリティの課題に取り組んでくためには、有効なコミュニケーションの手段を有し、活用することがベースとなります。IFRS財団が提唱しているグローバルベースラインとしての国際サステナビリティ開示基準は、そのための取り組みに他なりません。

本セミナーでは、サステナビリティ報告に関する現在の立ち位置を確認し、何のために、報告に取り組むのか?を考えていきたいと思います。

テーマ「サステナビリティ情報開示の最新動向」
芝坂佳子企業報告研究所代表
芝坂佳子 様

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