これはただの貧乏性なのかもしれません。少しジョギングすると体が温まって汗をかきますよね。そんなとき時々思うんです。「この体から出る熱、もったいないなー」と。空気中に発散されるだけですからね。ボクサーが減量時に着るサウナスーツみたいな感じで熱を溜め込んで、それを電力に変えられたら面白いのになぁ、と思ったりするんです。
でも、そんな日がいつか来るかもしれないな、と思う記事がありました。10月に国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)の研究発表がありました。
いやもう、なんだか内容は難しくて細かいことは分かりませんが、熱を電気に変換する「熱電発電」ができる素子を、レアメタルではなく豊富に存在するマグネシウムなどを使って開発したということなんですね。想定される実用例としては工場などにある高温のパイプや車の排気管に取り付けて発電する、ということが考えられています。1キロワット時あたりの発電コストが8円ほどで、これは太陽光発電のコストを下回るレベルです。面白いですね。
ところで、この原理そのものは200年ほど前に物理学者のトーマス・ゼーベックが発見したそうです。「え、そんな昔に?」と、こちらにも驚きました。
さて、サステナブル経営推進機構と日本経済新聞社の主催で行われる「エコプロ2024」をご案内します。気候変動や生物多様性などの課題に取り組んでいる26の企業がブース出展するのと同時に、様々な講演が行われます。
名称: エコプロ2024
日時: 2024年12月4日(水)~6日(金)10:00~17:00
会場: 東京ビッグサイト/オンライン
主催: 一般社団法人サステナブル経営推進機構、日本経済新聞社
参加費: 無料
主な内容:下記HPより抜粋
【12月4日(水)のプログラム】
エコプロ主催者ご挨拶・SuMPO/SX戦略
SuMPO 理事長 石田 秀輝 / 専務理事 壁谷 武久
SuMPO:サステナブル経営支援-社会と地球の持続可能性への寄与と企業価値の更なる向上へ-
SuMPO:「Initial LCA」を活用した中小企業向けLCA算定支援
SuMPO:LCAの社会実装を推進する「SuMPO共創型データベース」
SuMPO:サプライチェーンを通じた「CFP包括算定システム」の新たな制度展
SuMPO:国内外の調達制度・法規則における製品環境情報開示の枠組み
SuMPO:透明性・信頼性の高い製品環境情報開示システム -SuMPO EPD
株式会社ファーマフーズ:
タマゴ由来の廃棄物から作られた機能性繊維「ovoveilR」を通じた卵殻膜アップサイクルの取り組み
株式会社フルハシ環境総合研究所:
地方で進めるカーボンニュートラル人材育成 ―中部エリアの事例から―
メトロ電気工業株式会社:
カーボンニュートラルの実現に向けた「エコロジー熱源」
~オレンジヒートシリーズによる環境・社会貢献の取り組み~
リファインホールディングス株式会社:
リファインホールディングスにおける持続可能な社会構築への取り組み
株式会社フルハシ環境総合研究所×SuMPO:
地域からの心豊かなSX(サステナビリティトランスフォーメーション)
名古屋大学COI-NEXT:
離島における脱炭素型の地域モビリティシステムの実装
SuMPO:生活者の意識醸成を目指して~レシピdeカーボンフットプリント~
ボーケン品質評価機構保留:
安全性と環境の側面から考えるプラスチック素材の評価方法について
詳しくはこちらをご覧ください。