日米韓海洋環境シンポジウム2024

CEN会長の更家悠介が福岡市で行われる海洋プラスチック問題に関するシンポジウムにパネラーとして登壇するので、ご案内します。

このシンポジウムを主催する対馬市は、全国の市町村の中で最も漂着ごみの多いところで、その量は令和5年度の「対馬市海岸漂着物モニタリング調査の結果報告」によると年間3万7,000立方メートルに及びます。

対馬市海岸漂着物モニタリング調査 報告書

対馬は南北に82kmの島ですが、その海岸線の延長は915kmにもなります。その立地から、漂着するごみの7割ほどが中国や韓国などの海外由来のものと言われています。回収と処理が行われてはいるものの、あまりにも量が多く、予算の不足や地形的な要因もあって、その4分の1程度しか回収できていないのが現状です。

こうした現状を変えるべく、自治体だけでなく企業や市民団体、NPOなど様々な人々が解決に向けて取り組んでいます。このシンポジウムは、改めてこの問題への理解を深めるのに良い機会ですね。

名称: 日米韓海洋環境シンポジウム2024 
日時: 2024年7月11日(木)13:00~16:00 
会場: アクロス福岡(福岡県福岡市)/オンライン 
主催: 対馬市
参加費: 無料 

主な内容:下記HPより抜粋 

○INC中間報告 環境省

【セッション1】
テーマ:対馬島の海洋ごみの現状とアクション
パネラー:
・九州大学 准教授 清野聡子氏
・韓国海洋水産開発院 専任研究員 ナム・ジョンホ氏
・パタゴニア日本支社 支社長 マーティ・ポンフレー氏
・パタゴニア韓国支社 Team head ショーン・キム氏
モデレーター:
一般社団法人JEAN 副代表理事 小島あずさ氏

【セッション2】
テーマ:海洋プラスチックと循環経済
パネラー:
・サラヤ株式会社 代表取締役社長 更家悠介氏
・ポハン産業科学研究院 主席研究員 ジョン・ソンウ氏
・在タイ王国米国大使館 東・東南アジアハブ 環境・科学技術・保健部ディレクター アダム・ロス氏
モデレーター:
国連ハビタット 福岡本部 本部長補佐 星野幸代氏

詳しくはこちらをご覧ください。