ネイチャーポジティブ社会に向けた社会変革と行動変容

これまた長い名前ですが、IPBESという組織があります。 生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学・政策プラットフォーム(Intergovernmental science-policy Platform on Biodiversity and Ecosystem Services)の略で、現在145カ国が参加する「生物多様性版のIPCC」とも言われるそうです。

IPCCが気候変動に関する政府間組織であるように、IPBESは生物多様性と生態系サービスに関する世界の動きを科学的に見つめて評価し、政策提言などをおこなう政府間組織です。

IPBES第9回総会で承認された「自然の多様な価値と価値評価の方法論に関する評価報告書 政策決定者向け要約」の日本語訳をこちらで見ることができます。人類の生活と自然環境との調和、バランスよい発展に向けた道筋を提案しています。

この報告をテーマにしたシンポジウムが開催されるので、ご案内します。

名称: IPBESシンポジウム ~ネイチャーポジティブ社会に向けた社会変革と行動変容
日時: 2024年2月26日(月)13:30~15:00
会場: オンライン 
主催: 環境省
参加費: 無料 

主な内容: 下記HPより抜粋 

○ 開会挨拶  白石 隆夫 環境省自然環境局局長(予定)  

○ 基調講演(1)
「なぜ私たちは人と自然のために社会変革シナリオを必要とするのか
 : ネイチャー・フューチャーズ・フレームワークを含む多様なシナリオ・アプローチ」
ロウラ ペレイラ ストックホルム大学ストックホルムレジリエンスセンター研究員、
         ウィットウォータースランド大学グローバル・チェンジ研究所准教授  
○ 基調講演(2)
「トランジション・マネジメントによる下からの社会システムの変革」
松浦 正浩 明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)専任教授  

○ パネルディスカッション    
パネリスト(五十音順) 石原 広恵 東京大学新領域創成科学研究科准教授  
橋本 禅 東京大学大学院農学生命科学研究科准教授  
浜島 直子 環境省自然環境局生物多様性主流化室長  
松浦 正浩 明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)専任教授

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