つい最近マイクロソフトが全固体電池の新素材を見つけたのですが、その速さが驚異です。3,200万種類の材料から18種類を選び出したのですが、このような研究には従来は2年かかっていたところ、今回はたったの2週間程度しかかからなかったそうです。2年が2週間です。ざっと52分の1の速さ。どうしてそれが可能になったのかといえば、人工知能(AI)のおかげだそうです。
新たな素材を利用すると、現在主要な材料であっても資源の分布地域に偏りがあるリチウムの使用量を7割減らすこともできるそうです。これはとても意義のある発見ですよね。
時間がない、脱炭素化を急げ、と言ってもいろいろ解決すべき課題はありますから、使えるものはなんでも使ってさまざまな研究開発が進むといいですね。一方でAIが孕む危険性も懸念されていますから、なかなか難しいものですが…。
さて、先日のCOP28では再エネを3倍に増やすことが国際的に合意されました。日本としてはどんなことに注力すべきか。そんなことがテーマのウェビナーが開催されますので、ご案内します。
名称: JCIウェビナー|COP28からの示唆:日本に今後求められる行動とは?
日時: 2024年1月30日(火)14:00~16:00
会場: オンライン
主催: 気候変動イニシアティブ(JCI)
参加費: 無料
主な内容: 下記HPより抜粋
〇開会あいさつ
末吉 竹二郎 気候変動イニシアティブ 共同代表
〇解説
(1) COP28の交渉結果と今後の日本への示唆(仮)
山岸 尚之 WWFジャパン 自然保護室長
(2) 再エネ3倍の合意を受けて、2030年、2035年に向けて再エネを増やすために(仮)
高瀬 香絵 自然エネルギー財団 シニアコーディネーター
(3) JCIカーボンプライシング提言の進捗
加藤 茂夫 気候変動イニシアティブ 共同代表
〇パネルセッション|COP28参加JCIメンバーに聞く今後のアクション
佐座 マナ 一般社団法人SWiTCH 代表理事
千葉 稔子 東京都環境局 気候変動対策部 気候変動対策専門課長
寺西 一浩 積水ハウス株式会社 環境推進部 環境マネジメント室 スペシャリスト
名取 由佳 一般社団法人Media is Hope 共同代表理事
秀島 弘高 農林中央金庫 エグゼクティブ・アドバイザー/自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)メンバー
モデレーター: 田中 健 WWFジャパン 気候・エネルギーグループオフィサー(非国家アクター連携担当)
〇議論・質疑応答
進行: 原田 卓哉 CDP Worldwide Japan レポーターサービス シニアマネージャー
詳しくはこちらをご覧ください。