まず、飛行機で移動するのをやめる。そして肉を食べるのをやめる。そして再生可能エネルギーを使うようにする。この3つの行動をすることはもちろん環境に良いことですが、「実は年金を運用する団体を正しく選ぶことは、この3つの行動を全て行うのに比べて”21倍”も効果があるのだ」と唱えているのがイギリスの活動団体 Make My Money Matter です。
年金を運用している団体は、集めたお金で企業に投資しているのですが、数ある運用団体の中で、投資先を脱炭素の観点から正しく選択している運用団体を選ぶことが重要だというわけです。イギリスの話なので、日本とは事情が違うでしょうし、“21倍”と言われても、その数字が妥当なのかどうかはよく分かりませんが、なるほど、そんな視点もあるんですね。金融が持つ力には大きなものがありますね。
さて、「ネイチャーポジティブにおいて企業が果たす役割」についてセミナーが開催されるので、ご案内します。
名称: 企業向け生物多様性セミナー 第1回
「『ネイチャーポジティブ』とは?企業が果たすべき役割」
日時: 2023年11月9日(木)13:30〜★★★15:00
会場: 3x3Lab Future (東京都千代田区)/オンライン
主催: 公益財団法人 日本自然保護協会
参加費: 無料
主な内容:下記HPより抜粋
「今世界で求められている『ネイチャーポジティブ』とは?」
道家 哲平(日本自然保護協会)
「ネイチャーポジティブ実現に向けて企業の求められる役割」
藤田 香 氏(日経ESGシニアエディター 兼 東北大学 グリーン未来創造機構/大学院生命科学研究科 教授)
「金融におけるネイチャーポジティブの今 -鎌倉投信の取り組みー」
鎌田 恭幸 氏(鎌倉投信 代表取締役)
●質疑応答、トークセッション
司会:岩橋 大悟(日本自然保護協会)
パネラー:藤田 香 氏、鎌田 恭幸 氏、道家 哲平
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