IPCCによる評価報告書が発表されると話題になりますが、その作成に中心的役割を担った共同議長の講演を聞ける機会はあまり多くないですよね。
「気候変動対策と未来ビジョン 適応・緩和研究の展望」というシンポジウムで、第6次と第7次の評価報告書の共同議長をそれぞれ務めたお2人の講演がありますので、ご案内します。
名称: 気候変動シンポジウム「気候変動対策と未来ビジョン 適応・緩和研究の展望」
日時: 2023年10月18日(水)10:00〜17:00
会場: 東京大学伊藤国際学術研究センター/オンライン
主催: 環境研究総合推進費S-18プロジェクト、環境研究総合推進費SII-11プロジェクト、
東京大学気候と社会連携機構(UTCCS)、東京大学未来ビジョン研究センター(IFI)
参加費: 無料
主な内容:下記HPより抜粋
本シンポジウムでは、IPCC第6次及び第7次評価の共同議長をお招きし、気候変動問題に関する最新の知見を紹介するとともに、今後の課題について議論します。
・挨拶及び趣旨説明 三村 信男(茨城大学・S-18プロジェクトリーダー)
・基調講演 “Climate policies: a plea for timely and ambitious action”
Hans-Otto Portner(ドイツAlfred-Wegener Institute、IPCC AR6 WGII共同議長)
・セッション1「影響・リスク・脆弱性と気候変動対策の効果」
「Climate change impacts and adaptation policy in the urban context:From IPCC AR6 to AR7」
Winston Chow(シンガポールマネジメント大学、IPCC AR7 WGII共同議長)
「人間健康や生物多様性も考慮した気候変動の総費用」
沖 大幹(東京大学、UTCCS機構長)
「日本における洪水の適応策と緩和策の評価」
風間 聡(東北大学)
「地域生活への気候変動リスクの総合的評価と適応の課題」
栗栖 聖(東京大学)
・セッション2「将来の社会に向けた統合的ビジョン」
「気候政策が水に関するSDG目標へ与えるグローバルな影響」
平林 由希子(芝浦工業大学)
「気候変動と自然共生社会」
山野 博哉(国立環境研究所)
「日本の社会課題を考慮した総合的な適応策」
日引 聡(東北大学)
「人新世における地域社会の未来ビジョン」
福士 謙介(東京大学、IFIセンター長)
・パネル討論 コーディネーター
杉山 昌広(東京大学)
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