セミナー「脱炭素地域づくりを進める中間支援の仕組みと体制」

来年からドイツで水素の売買を仲介する市場が開設されます。水素の取引量を増やし、普及を後押しする仕組みづくりの一環です。

ドイツが2020年6月に「国家水素戦略」を採択しました。目標としては、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることはもちろんですが、水素技術のコストを下げて、次世代の輸出産業にまで育て、世界の水素市場のなかでドイツがリードしていくことを目指しています。

脱炭素の実現に向けては、やはり欧州で行われているさまざまな取り組みが参考になります。
そんななか、「エネルギー・エージェンシー」という組織に注目し、脱炭素地域をどう作って
いるのかに着目したセミナーがありますので、ご案内します。

名称: 連続セミナー「脱炭素地域づくりを進める中間支援の仕組みと体制」
    第1回 欧州から学ぶ脱炭素地域づくりを進める中間支援
 
日時: 2023年9月25日(月)13:30~15:00
会場: オンライン 
主催: 気候ネットワーク
参加費: 無料 

主な内容:下記HPより抜粋 

欧州では日本と比較するとかなり早い時期から、自治体での脱炭素地域・エネルギー自立地域づくりの推進を支援するための制度・仕組みや「エネルギー・エージェンシー」と呼ばれている支援組織の整備、人材育成などを着実に実施してきました。第1回セミナーでは、欧州域内でも特にそうした取り組みが活発に展開されてきたドイツ・オーストリアなどでの取り組みについて、継続的に調査研究を行ってきた研究グループから報告します。

(1)「ドイツ・オーストリアでの脱炭素地域づくりの全体像」
的場信敬さん(龍谷大学政策学部)

(2)「国内の脱炭素地域づくりの支援体制と課題」
久保田学さん(公益財団法人北海道環境財団)

(3)「ドイツ・オーストリアでの脱炭素地域づくりの支援制度」
豊田陽介さん(NPO法人気候ネットワーク)

(4)「ドイツ・オーストリアでの脱炭素地域づくり支援組織(エネルギー・エージェンシー」
平岡俊一さん(滋賀県立大学環境科学部)

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