このたび気候非常事態ネットワーク(CEN)/NPO 法人ゼリ・ジャパンでは、日本能率協会コンサルティング(JMAC)と共同で、東京大学名誉教授の山本良一先生の監修のもと、「 脱炭素社会へ転換させる社会的ティッピングポイントに関する意識調査」を実施いたしました。
ティッピングポイントとは、物事が緩やかに進んでいるうちに、ある時点から急激に加速が始まるその転換点のことをいいます。携帯電話が急速に普及する、テレワークが急速に当たり前になる、こうした社会現象のティッピングポイントを脱炭素化の活動に応用できないか、いま欧州を中心に研究が進んでいます。気候科学では、脱炭素活動をポジティブに加速させる「社会的ティッピングポイント(STP:Social Tipping Point)」と、地球温暖化の影響により自然崩壊が急速に進む、ネガティブな方向での「気候のティッピングポイント(CTP:Climate Tipping Point)」が論じられています。今回この2つのティッピングポイントの認知度を中心にして、幅広い職業と年齢層に調査を行いました。
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