マンボウに鳥肌はあるか

「マンボウの昼寝」という行動があります。マンボウは深海のクラゲ類を食べるために1日に何度も深さ150mから200mほどの深海まで潜ることがありますが、その時に冷えた体を温めるために海水面でごろりと横になるのです。「あー、あったまるわー」という声が聞こえてきそうです。

2021年11月に長崎大学と「いおワールドかごしま水族館」の共同研究で、マンボウが深海の低水温環境の中で体温の低下を抑制するなんらかの能力を持っていることが分かりました。

長崎大学:マンボウは防寒対策ができる?水族館との共同研究によって明らかになったマンボウの能力

人間は寒い時には「鳥肌」が立って体内の熱を逃しにくくなりますが、そういう何らかの仕組みがマンボウにもあるのではないか、ということです。詳しいことはまだ分かっていませんが、いったいどんな仕組みで体温低下を防いでいるのか、ちょっと気になります。こうした研究が、ちょっとしたきっかけでエネルギーの効率的な利用へのヒントになったりしますから、興味深いものです。

さて、こちらは長崎県対馬市で行われるイベントですが、海洋プラスチックごみに関するものなのでご案内します。

名称: 対馬海ごみシンポジウム2023
日時: 2023年7月15日13:00~16:00
会場: 対馬市交流センター
主催: 対馬市
参加費: 無料
主な内容: 下記HPより抜粋 

・「海洋プラスチックごみ問題の現状と取組について」
環境省 海洋環境室 室長 杉本留三

・「海洋プラスチックごみ問題を切り口としたSDGs未来都市・対馬市の持続可能なしまづくり」
対馬市 SDGs推進課 係長 前田剛

・「リサイクルの町から世界の未来をつくる町へ」
鹿児島県大崎町 環境政策課 課長 松本昭二

・「対馬モデル案構想の実現に向けて~「海ごみ」から「共創の価値」の創出を目指して~」
(株) 関西再資源ネットワーク 代表取締役 福田裕司

・「ブルーオーシャン・イニシアチブが対馬で目指すもの」
ブルーオーシャン・イニシアチブ 代表理事 代島裕世

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