北海道がアツい 金融シンポジウム

子供の頃に「北海道はでっかいどう」とよく耳にしました。あれはいったい何だったんだろう、と思って調べてみたら、どうも1977年に全日空がおこなったキャンペーンのキャッチコピーだったようです。おかげで私の頭の中には雄大な北海道のイメージが固定されています。広大で自然が豊かな北海道ですが、その特徴が最先端の産業を引き寄せたようです。

2022年に日本の主要企業8社の出資で設立された半導体メーカーのラピダスが2月末、北海道千歳市に工場を建設することに決めました。さまざまな決定要因があるようですが、そのうちの二つは豊かな水資源と再生可能エネルギーでした。

将来的には、千歳市を中心に石狩市から苫小牧市にかけて広がる半導体関連産業の集積地を創出する「北海道バレー構想」があるようです。これまで北海道は食と観光が主要な産業とされてきましたが、これに半導体産業が加わることになるわけです。

アツいですね。北海道。その北海道で「脱炭素エネルギー基地を目指して」というタイトルでシンポジウムが行われますので、ご案内します。

名称: Team Sapporo-Hokkaido 設立記念  北海道・札幌GX推進に向けた金融シンポジウム
日時: 2023年6月23日(金)16:00~17:00
会場: 道心ホール(札幌市、リアル会場のみ)
主催: Team Sapporo-Hokkaido
参加費: 無料
主な内容: 下記HPより抜粋 
国・北海道・札幌市は、北海道内の再生可能エネルギーの潜在能力等を活かしたグリーントランスフォーメーション(GX)の推進を図ることにより、ゼロカーボン北海道の実現と札幌市の国際環境金融都市としての地位の確立につなげることを目的に、産学官金からなるコンソーシアム「Team Sapporo‐Hokkaido」を設立しました。「Team Sapporo‐Hokkaido」では、産学官金が連携して、金融商取引の強化拡大に必要な取組を行うとともに北海道及び札幌市のGXの推進に資する取組を進めていきます。その一歩を記念し、シンポジウムを開催します。

・テーマ
脱炭素エネルギー基地を目指して ~国際環境金融都市SAPPOROとしての可能性~

・開会挨拶
札幌市長 秋元 克広 氏
北海道知事 鈴木 直道 氏

・基調講演 
金融庁総合政策局長 栗田 照久 氏

・パネルディスカッション
金融庁総合政策局政策立案総括官 堀本 善雄 氏
資源エネルギー庁省エネ・新エネ部長 井上 博雄 氏
環境省総合環境政策統括官 上田 康治 氏
札幌市副市長 町田 隆敏 氏
北海道副知事 土屋 俊亮 氏
など

詳しくはこちらをご覧ください。