カーボンニュートラルLNG(液化天然ガス)、略して”CNL”(Carbon Neutral Liquified natural gas)という言葉があります。天然ガスの採掘から燃焼までの工程で発生する温室効果ガスを、環境保全プロジェクトで創出されたカーボンクレジットで相殺するため、使用してもCO2が発生しないと見なされるLNGです。
2021年3月、このCNLの普及拡大と利用価値向上を目指して、東京ガスを中心に15の企業・法人が加盟する「カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンス」が設立されました。
カーボンニュートラルLNG:https://carbon-neutral-lng.jp/
昨年12月11日に、読売新聞社とNHKエンタープライズの主催で行われた「ニッポンの未来フォーラムVOL.2 挑戦!カーボンニュートラル 」では、加盟企業の東京ガス、堺化学工業の取り組みが紹介されました。このときの映像が公開されていますので、ご案内します。
【パネリスト】
吉高 まり 氏 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 フェロー(サステナビリティ)
東京大学教養学部 客員教授
五味 馨 氏 国立環境研究所 福島地域協働研究拠点(地域環境創生研究室)室長 福島県環境アドバイザー
岡藤 裕治 氏 三菱商事株式会社 執行役員 電力ソリューショングループ エネルギーサービス本部長
増田 寛也 氏 日本郵政株式会社 取締役兼代表執行役社長
小西 雅子 氏 東京ガス株式会社 執行役員 カスタマー&ビジネスソリューションカンパニー法人営業本部長
【コーディネーター】
柳澤 秀夫氏 元NHK解説委員/ジャーナリスト
草野 満代氏 フリーアナウンサー
内容は以下の通りです。
・天然ガスと地域
・東京ガスの低炭素化・脱炭素化の取り組み
・カーボンニュートラル天然ガスとは
・堺化学工業の取り組み(CNLバイヤーズアライアンス加盟企業)
・CNLバイヤーズアライアンスの取り組み
・環境保全プロジェクト「カティンガン・メンタヤプロジェクト」
・ルミネの取り組み(CNLバイヤーズアライアンス加盟企業)
・カーボンオフセットについての意見交換
・東京ガスが取り組む「メタネーション」とは?