IPCCの第6次評価報告書の「統合報告書」(Synthesis Report)が3月20日に公表される予定です。
IPCC: Revised schedule of the IPCC Synthesis Report
統合報告書は、これまでに公表されてきた評価報告書や特別報告書に含まれている情報を統合したもので、政策決定者が読みやすいよう、あまり専門的な表現を用いずに書かれるものです。報告書は30~50ページですが、要約版は5~10ページ程度にまとめられています。
この統合報告書の公表のあとで、報告書の執筆者がポイントを解説してくれる、ありがたいイベントがありますので、ご案内します。
名称: IPCC・AR6統合報告書オンラインイベント
「執筆者と深掘り!気候変動の最新知見と、これから」
日時: 2023年3月27日(月)13:30~15:00
会場: オンライン
主催: 国立環境研究所
参加費: 無料
主な内容:(下記HPより抜粋)
・オープニング/IPCC、第6次評価報告書(AR6)とは?
・AR6統合報告書について、3つの作業部会の各観点から執筆者が解説
・WG1:自然科学的根拠-江守正多
・WG2:影響・適応・脆弱性-肱岡靖明
・WG3:気候変動の緩和-増井利彦
・AR6統合報告書を横断的に解説(ファシリテーター:甲斐沼美紀子)
・参加者からの質問やコメントをもとに、ディスカッション
詳しくはこちらをご覧ください。