都市と自然との関係を考える時、どんなことを思い浮かべるでしょうか。
自然界から見たら都市などなくても全く困りません。しかし、都市が生活空間として存続するための水や食料、酸素など、人々が生きるのに必要なものは全て、自然の恩恵があってこそ得られるもの。ついこの大切なことを忘れてしまいがちです。
都市と、都市に住む人間の活動が自然にどんな影響を与えるのか。その影響を減らすにはどうしたら良いのか。また、都市の生活を快適にするために、自然がもたらす利益をどのように活用できるか。
そんなことを考えるシンポジウムが開催されるのでご案内します。
名称: SDGs シンポジウム 2023
都市と自然:その連関の探求と持続可能性へ向けた課題解決のデザイン
日時: 2023年2月28日(火)
15:00~16:00: 学生ポスターセッション
16:30~19:30: シンポジウム
会場: 伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホール(東京大学・本郷キャンパス) / オンライン
共催: 東京大学、シュプリンガーネイチャー
参加費: 無料
言語: 英語(日本語の同時通訳、オンラインでも言語選択あり)
主な内容:
[概要] 東京大学とシュプリンガーネイチャーは、今回4回目となるSDGsシンポジウムを共催します。SDGs シンポジウム2023は、どのように都市と都市活動が自然に影響を与えるか、またどのように自然が都市の課題を解決する助けとなるのかという両方の観点において、都市と自然の交差する領域を探求します。都市、自然、他のSDGsとの境界領域で働く、国内外からの有名な研究者、学生、若手研究者を招待し、どのように研究がこれらの多面的な現象を説明し、高い社会的な関連性とインパクトをもって解決策を生み出すことができるのか、積極的なディスカッションを行います。
皆さまのご参加をお待ちしております。
〇学生イベント
学生ポスターセッション(伊藤謝恩ホール横多目的ホール)
〇シンポジウム
– 開会の辞: 藤井輝夫 (東京大学総長)
– 基調講演 1: シューメイ・バイ(オーストラリア国立大学教授、東京大学客員教授)
– 基調講演 2: フィリップ・キャンベル(シュプリンガーネイチャー編集長)
– パネルプレゼンテーション
トーマス・エルムクビスト(ストックホルム大学教授、東京大学客員教授)
曽我昌史(東京大学准教授)
新保奈穂美(兵庫県立大学講師)
モニカ・コンテスタービレ(シュプリンガーネイチャー、ネイチャーサステナビリティチーフエディター)
– パネルディスカッション(基調講演者及びパネルプレゼンテーション発表者)
進行役: 亀山康子(東京大学教授)
– 閉会の辞: アントワーン・ブーケ(シュプリンガ-ネイチャー代表取締役社長)
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