第13回 脱炭素チャレンジカップ2023 最終審査

以前ニュースレターでご紹介した「脱炭素チャレンジカップ2023」について、2月に29のファイナリスト団体が一堂に会し、それぞれの取り組みを発表します。その発表に基づいて最終審査が行われ、各賞の受賞団体が決定されます。

ファイナリストはこちらのページで見られます。

企業・自治体部門の10団体を拾い出してみました。

・世界初、カーボンゼロの日本酒。
株式会社神戸酒心館(兵庫県)

・脱炭素社会の実現に貢献する廃棄物処理業者の取り組み
株式会社宮城衛生環境公社(宮城県)

・熱意と社内教育で積み上げた中小町工場の脱炭素への挑戦
来ハトメ工業株式会社(埼玉県)

・太陽光パネルの水平リサイクルによる脱炭素エネルギーの地産地消
株式会社新見ソーラーカンパニー(岡山県)

・明電グループバリューチェーン全体でカーボンニュートラルに貢献
株式会社明電舎(東京都)

・2030年までにCO2排出ゼロを目指す町工場の取り組み
日崎工業株式会社(神奈川県)

・カーボンネガティブ&ネイチャーポジティブのまちづくり
久山町(福岡県)

・庄内エコ米プロジェクト
株式会社トー屋(山形県)

・カーボンニュートラルハウス誕生「本州でコーヒー園」
有限会社リビング館ホンダ(茨城県)

・地域資源を活かした「ZEB化さがモデル」開発への挑戦
株式会社バイオテックス(佐賀県)

全国から集まっていますね。なかでも新見ソーラーカンパニーの取り組みは太陽光パネルのリサイクルに関するもので、世界で初めて廃棄パネルからCO2を排出せずに95%リサイクルする装置(佐久本式ソーラーパネル熱分解装置)を開発したことで知られています。再生可能エネルギーの普及にこうしたリサイクル技術は重要ですね。

株式会社 新見ソーラーカンパニー:佐久本式ソーラーパネル熱分解装置〜太陽光パネル大量廃棄問題に挑戦!

以下、イベントの概要です。

名称: 脱炭素チャレンジカップ2023
日時: 2023年2月16日(木)10:00〜16:55
会場: 伊藤謝恩ホール/オンライン
主催: 脱炭素チャレンジカップ実行委員会
共催: 地球温暖化防止全国ネット、セブン-イレブン記念財団
参加費: 無料
主な内容:
・ファイナリスト29団体によるプレゼンテーション発表
・基調講演:「講演テーマ 脱炭素社会にむけて〜持続可能なよりよい地域をつくる〜」
 東京大学 未来ビジョン研究センター 教授 �眤� ゆかり氏
・「アイデア賞」受賞者の講演
・過去受賞団体から講演
・パネルディスカッション
・表彰式(審査結果発表)

詳しくはこちらをご覧ください。