チリにおける二国間クレジット制度(JCM)の実施

16世紀、南米の広範囲の地域を征服したスペイン人がのちのチリにあたる地域でもブドウ栽培を始め、ワインが作られるようになりました。19世紀にヨーロッパ全土でブドウが害虫によって大打撃を受けたときには、多勢のワイン技術者がチリに渡り、ワイン産業が本格的に拡大しました。

現在、日本でもチリ産ワインは多く飲まれますが、アメリカが2021年に輸入したチリ産ワインはフランス産、イタリア産に次ぐ3番目の多さだったそうです。

さて、8月31日のCENニュースレターで、2国間クレジット制度(JCM)について触れましたが、チリでの実施事例に関するウェビナーがあるので、ご案内します。

以下、抜粋です。

名称: チリにおける二国間クレジット制度(JCM)の実施に関するウェビナー
    ~JCMを活用した脱炭素への移行の加速~

日時: 2022年10月28日(金)21:30~23:55
会場: オンライン 
主催: 日本環境省、チリ政府、日本工営株式会社、公益財団法人地球環境センター(GEC)
参加費: 無料
言語: スペイン語および英語(同時通訳)

主な内容:
・JCMの実施に関する最新情報共有
  Japan’s Policy for Carbon Neutrality and the Role of JCM (Joint Crediting Mechanism)
  環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官室 JCM推進企画官 重松 賢行

  Chile’s Policy for Decarbonization and Expectations for JCM
  チリエネルギー省 Head of the Climate Change Unit, Juan Pedro SEARLE

  Financing Programme for JCM Model Projects and JCM Global Match
  公益財団法人地球環境センター(GEC)
事業第一グループ グループ長 高橋 博志
   事業第二グループ 総括主任 石川 章子

・チリにおけるJCMの実施等
  バルパライソ州の農地を活用した3MW太陽光発電プロジェクト(2020年度採択)
  及びマウレ州の農地を活用した3MW太陽光発電プロジェクト(2021年度採択)
  ファームドゥエナジーチリ 社長 Javier Lorenzo Campos CARCAMO

・チリにおける案件形成
  日本工営株式会社 コンサルティング事業統括本部 地球環境事業部 環境技術部 課長 齋藤 哲也

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