30年後の世界は3割がアフリカ人 気候変動への取り組み

アフリカのセネガルの諺に、こんなものがあるそうです。

”己の睾丸に一匹の蚊がとまったその時、彼は、問題の解決には暴力を使うよりも良い方法があることを悟るであろう”

ユーモアをもって人間の本質を鋭く突く、なんとも爽やかな諺です。かの孔子も同じような言葉を残しているそうですから、深い哲学は時空を超越するのですね。余計に興味深いですね。

さて、7月に国連が世界人口推計を発表しました。2050年にはアフリカの人口が世界人口の3割に達すると予測されています。そうなると、アフリカ諸国の経済や政治状況が今後世界に大きな影響を及ぼすことは間違いなさそうです。

気候変動もまた人々の暮らしに大きな影響を及ぼします。アフリカの人々も気候変動に対する独自の取り組みを始めています。

例えばこのような取り組みがあります。

■KOKO Networks(ケニア、インド)
・調理用バイオエタノールの販売
・二酸化炭素排出権の販売
■SunCulture(ケニア、ウガンダ、エチオピア、トーゴ)
・太陽光発電を使った利用した灌漑設備の販売

さて、JICA(独立行政法人 国際協力機構)が、アフリカの気候変動の現状とクリーンテック・スタートアップに関するウェビナーを開催するので、お知らせします。

名称: 脱炭素とアフリカ振興テック
日時: 2022年10月24日(月)16:00~17:30 
会場: オンライン 
主催: JICA
参加費: 無料 
主な内容:
・JICAナイジェリア事務所挨拶
・講義「アフリカ/ナイジェリアの気候変動事情」
・講義「気候変動問題に取り組むスタートアップ事例」
・パネルディスカッション登壇者
  下田 敏氏  (株)日本経済新聞社 編集委員
  夫馬 賢治氏  ニューラルCEO/信州大学特任教授
  不破 直伸氏 (独)国際協力機構 専門家 
  渡辺 珠子氏 (株)日本総合研究所 シニアスペシャリスト

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