内子町の地域活性化 ペレットに愛を込めて

ちょっと胸にぐっと来る商品名です。愛媛県が認定した優良リサイクル製品「愛がある愛媛ペレット」。「エコロジータウン内子」を掲げる愛媛県内子町の有限会社内藤鋼業が製造している木質ペレットです。

愛媛県公式チャンネル:【えひめのスゴeco情報局】「愛がある愛媛ペレット」

内藤鋼業は2021年、バイオマス発電、木質バイオマスの地産地消と地域活性化への取り組みが評価され、第22回グリーン購入大賞で優秀賞を受賞しています。また、一般社団法人 新エネルギー財団から、新エネルギー財団会長賞(地域共生部門)も受賞しています。地域通貨券を発行して地域の活性化に貢献している点にも触れられています。

ところで、内子町観光協会のサイトにある紹介映像が美しいです。

内子観光協会:UCHIKOGENIC【4K New version】愛媛県内子町

UCHIKOGENIC(ウチコジェニック)とは、写真映え(フォトジェニック)ならぬ”ウチコ映え”といったところでしょうか。美しい自然とともに、伝統を感じますね。内子は松山と大洲を結ぶ大洲街道の宿場町としても古くから栄えた町で、その歴史的町並みは、1982年に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。

大切にしたいという気持ちが「愛」につながっていくわけですね。

さて、この内子町で、脱炭素化の取り組みを通じた地域社会の活性化をテーマにしたシンポジウムが開催されるのでご紹介します。

名称: 持続可能な森林資源を活用した脱炭素地域づくり
    ~地域から見る地域通貨とニューコモンズを視野に~

日時: 2022年11月26日(土)9:00~16:20 
会場: 内子町共生館 /オンライン 
主催: NPO法人農都会議
参加費: 会場は無料。(注:ウェビナーは1,000円)
主な内容:
【第1部 基調講演】
 「これからのコモンズとしての大学の役割 ~内子町と神奈川大学」
 「脱炭素と地域循環共生のこれから(仮)」
 「再エネ利活用による脱炭素社会とまちづくりの展望(仮)」
 「森林活用した脱炭素地域社会形成」
【第2部 地域事例報告】
 「バイオマス熱電併給施設が内子町にある意味:地域通貨と新しい電力構想」
 「島根県津和野町における川上から川下までの森林ニューコモンズの形成」
 「宮崎県串間市 森林資源からはじまる地域まるごとショウルーム」
【第3部 地域通貨とまちづくり報告】
 「ニューコモンズと地域通貨 ~木の橋、水車、内子座+木質バイオマス発電」
 「森づくり、まちづくりと地域通貨」
【第4部 パネルディスカッション】
 「地域森林資源活用による脱炭素地域おこしとコモンズ」

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