魚屋さんなどで「産地直送!」なんてかいてあると、品質が信頼できそうだし、新鮮でおいしそうだし、心惹かれて「ちょっと見てみようかな~」なんて思いますよね。
「ネタとデータは産直がいい」などと言うと何かのことわざみたいですが、何か資料をみるときに一次情報を見つけると気持ちがいいものです。
再生可能エネルギーとか脱炭素とかのことを考えていると、ふと「ところで、再エネって、どのくらい増えているのかな?」と気になりました。
経済産業省資源エネルギー庁。これはもう産地直送と言ってもいいのではないでしょうか。この4月15日に公表されたばかりの「令和2年度エネルギー需給実績」の概要を見てみると、5ページに電源構成のわかる表があります。
リンク:令和2年度エネルギー需給実績
それによると、水力、太陽光、風力、地熱、バイオマスによる発電をまとめた再エネ発電の比率は、2020年時点で全体の19.8%となっています。2010年は9.5%だったので、比率としては倍増していますね。着実に変化は起きているんだなと実感できます。
再エネは「グリーン電力」とも呼ばれますが、ESG投資の重視や脱炭素化の流れが強まる中で、グリーン電力を使うことは環境への配慮にとどまらず、危機管理の観点からも重要性を増してきました。
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