「日豪における水素と低炭素鉄鋼の可能性」 東大・豪国立大学共催ウェビナー

先日、世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」がオーストラリアに到着したことに触れました。

これからの脱炭素社会への転換を目指す中で、日本にとって、鉄鉱石と石炭の巨大産出国であるオーストラリアとの協力関係はますます重要になります。

オーストラリア政府は2019年に「国家水素戦略」(National Hydrogen Strategy)を発表し、水素生産国として世界をリードしていくことを目指しています。

オーストラリア連邦政府産業・科学・エネルギー・資源省:
[Australia’s National Hydrogen Strategy]

この「国家水素戦略」においては水素の輸出先としてアジア市場の存在が不可欠であり、それを反映して概要パンフレットにも日本語版と韓国語版があります。
「オーストラリアの国家水素戦略ー概要」(日本語版)
このような背景の中「日豪における水素と低炭素鉄鋼の可能性」というテーマで行われる、東京大学・オーストラリア国立大学の共催ウェビナーをご紹介します。

以下、東京大学の公式サイトから抜粋します。
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概要:
鉄鋼は、世界経済において極めて重要な構造材料です。また、地球温暖化防止目標を達成するためには、鉄鋼関連の排出量を急速に減少させる必要があります。日本とオーストラリアは、鉄鋼業界の貿易と投資において、歴史的かつ重要なパートナーシップを築いてきました。
オーストラリアは世界最大の鉄鉱石生産・輸出国であり、世界の原料炭の19%を生産しています。一方、日本は世界第3位の鉄鋼生産国です。日本とオーストラリアの産業界と研究者の視点から、水素や低炭素鉄鋼の可能性について議論します。
開催日:3月1日11時30分~13時
参加費:無料
言語:日英同時通訳
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詳細と申込方法についても、こちらをご覧ください。