国際航空運送協会(IATA)の排出量、2050年に実質ゼロに

WestJet Boeing 767-300ER C-FOGT landing in Toronto. / Photo Credit: Aaron Davis/ CC BY-SA 4.0

2050年までに二酸化炭素の排出をゼロにすることが困難と言われている業界に航空業があります。その雄である国際航空運送協会(IATA: International Air Transport Association)が、2021年10月4日に開いた年次総会で、温室効果ガスの排出量を2050年に実質ゼロとする目標を賛成多数で採択しました。

レゾリューション:
https://www.iata.org/en/iata-repository/pressroom/fact-sheets/fact-sheet—-iata-net-zero-resolution/

説明(Waypoint 2050):
https://aviationbenefits.org/environmental-efficiency/climate-action/waypoint-2050/

2050年までに実質ゼロを宣言すること自体は、もはや組織として最低限であり、IATAに加盟する航空会社の多くも2050年あるいは前倒しの脱炭素化を表明しています。それでも、「なお残る排出」があるとされる業界団体が異論のある中で目標を採択しましたので、お知らせします。天っ晴れ。