アゼルバイジャン共和国の首都バクーで、11月11日から22日まで国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29)が開催されます。現地に開設されたジャパン・パビリオンでは、脱炭素化や環境保全に関する日本の技術や取り組みについて展示されたり、セミナーが行われます。
公式サイトを見ると、さまざまな出展企業や団体の技術が「エネルギー」「炭素利用」「循環経済」「適応」に区分されて見られるようになっていて、最新の技術のカタログのような趣で面白いですよ。また、パビリオンで行われる多数のセミナーのスケジュールが見られます。オンラインで視聴でき、どれもこれも興味深いテーマですが、その中の一つをご案内します。
名称: 革新的なエネルギー技術によるカーボンニュートラルへの挑戦
日時: 2024年11月15日(金)9:45〜11:15
会場: オンライン
主催: 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
国立研究開発法人 産業技術総合研究所(AIST)
参加費: 無料
主な内容:下記HPより抜粋
ICEFを主催するNEDOとRD20を主催するAISTとの共同セミナー。
【第1部】ICEFロードマップ:気候変動緩和のための人工知能 2.0(NEDO)
Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)ロードマップ2024を報告。昨年「人工知能(AI)と気候変動緩和」が関係者の大きな関心を集めた。今年は航空、建物、二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)、原子力、気候変動の影響等の新たな話題を盛り込み発表。
【第2部】カーボンニュートラルの実現に向けたRD20の挑戦(AIST)
Research and Development 20 for Clean Energy Technologies(RD20) は世界最先端の技術開発を行うG20各国・地域主要研究機関がカーボンニュートラル実現に向け研究開発国際連携を促進するための国際イニシアティブ。本セミナーはRD20における最近の活動実績を紹介すると共に、参画機関におけるエネルギーマネジメント技術等の研究開発成果について発表。また他の国際イニシアティブとの連携も紹介。
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