まずは「もったいない」から 循環経済

みなさんはご飯を食べ終えたときに、茶碗に米粒が1つぶあるのに気がついたら、どうするでしょうか。「お米一粒に7人の神様がいるからね。残したらバチがあたるよ」と言われて育った私の頭の、半分は「もったいない」と思うのですが、もう半分は「おっと危ない。もう少しでバチが当たるところだったわ」
と思いながら、つまり半分は畏れの気持ちから、その一粒を確実に食べるわけです。幼い頃に教えこまれたことの影響力というのは、まったく侮れませんね。

バチへの畏れはともかくとして、「もったいない」という気持ちは、これからますます大切になってきますね。

スターバックスとメニコンの協力事業で「コーヒー豆かすリサイクル(牛の飼料化)」という取り組みが、2015年に一般社団法人 日本有機資源協会の第2回「食品産業もったいない大賞」の農林水産大臣賞を受賞し、その後2018年には愛知環境賞2018で名古屋市長賞を受賞しました。

第2回食品産業もったいない大賞

循環型社会に向けた取り組みにはさまざまあるとありますが、常に「もったいないから何かに使えないか」という考え方から工夫が生まれてきそうです。

循環経済に関するセミナーをご紹介します。

名称: オンラインセミナー「循環経済とネットゼロ:ビジネスとくらしの大変革」
日時: 2023年1月25日(水)18:00~19:30
会場: オンライン
主催: 神奈川県、公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)
参加費: 無料
主な内容:
(1)プレゼンテーション
・「循環経済(サーキュラー・エコノミー)とネットゼロ」
  堀田康彦 IGES 持続可能な消費と生産領域 プログラムディレクター
・「循環経済(サーキュラー・エコノミー)とは何か?」
  西山徹 IGES 持続可能な消費と生産領域 上席客員研究員
・「使い捨てプラスチックから見えてくる課題」
  辰野美和 IGES 持続可能な消費と生産領域 プログラムコーディネーター
(2)パネルディスカッション
「ビジネスとくらしの大変革:こんな取組が始まっています」
モデレーター 
堀田康彦 IGES 持続可能な消費と生産領域 プログラムディレクター

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